財団法人ジョン万次郎ホイットフィールド記念国際草の根交流センター
(略称:CIE)
目的)
日本とアメリカの市民一人ひとりが国境・言葉・生活習慣などの違いを超え、同じ人間として互いに心を通わせ、理解し友情を深め合う機会を提供することによって、日本とアメリカの良好な友好関係を築き上げていくことを目的としている。
経緯)
1841年のジョン万次郎とホイットフィールド船長の出会いが日本の開国と日米親善の原点であるとの想いから、小沢一郎が代表発起人となり1990年に「ジョン万次郎の会」を立ち上げた。その後1992年に「財団法人ジョン万次郎ホイットフィールド記念国際草の根交流センター(会長:小沢一郎)」に発展させ、当会を主体として日米交流促進の活動を続けている。発足以来、毎年「日米草の根交流サミット大会」を日米交互に開催し、これまで、あらゆる年齢・職業の両国市民延べ48,000以上の人々が「心の交流」を深めてきた。
活動)
毎年、日米交互に会場を移し「日米草の根交流サミット大会」を開催している。このサミット大会は、母体であるCIEと、毎年ボランティアによって結成されるサミット大会実行委員会とが協力して運営している。
サミット大会)
第1回 東京・京都大会(1991)
第2回 マサチューセッツ州・モンタナ州・ワイオミング州大会(1992)
第3回 名古屋・東京大会(1993)
第4回 バージニア州大会(1994)
第5回 鹿児島・東京大会(1995)
第6回 コロラド州大会(1996)
第7回 山形・東京大会(1997)
第8回 ジョージア州大会(1998)
第9回 静岡大会(1999)
第10回 イリノイ州・インディアナ州・ウィスコンシン州大会(2000)
第11回 広島大会(2002)
第12回 テキサス州大会(2002)
第13回 千葉大会(2003)
第14回 ニューイングランド大会(2004)
第15回 東海大会(2005)
第16回 コロラド州大会(2006)
第17回 能登大会(2007)
第18回 ケンタッキー大会(2008)
第19回 みやぎ大会(2009)
第20回 サンフランシスコ・ベイエリア大会(2010)
第21回 高知大会(2011)
第22回 ノース・テキサス大会(2012)
第23回 しまね大会(2013)
第24回 サンディエゴ大会(2014)
第25回 おおいた大会(2015)
第26回 広域アトランタ大会(2016)
第27回 奈良大会(2017)
第28回 シアトル・ワシントン州大会(2018)
第29回 兵庫・姫路大会(2019)
第30回 フィラデルフィア大会(2020)(予定)
日米草の根交流サミット大会は、CIEが毎年日本とアメリカで交互に開催している約一週間の交流イベント。この大会の目的は、日本とアメリカの市民一人ひとりが国境・言葉・生活習慣などの違いを超え、同じ人間として互いに心を通わせ合い、理解し合い、友情を深め合うことによって、日本とアメリカの良好な友好関係を築き上げていくことにある。
大会の運営体制
サミット大会を成功させる上で重要な役割を果たすのは、多くのホストファミリーやボランティアスタッフである。開催地の有志によって結成される大会実行委員会は、特に開催地での運営とボランティアスタッフやホストファミリーの募集を担当し、CIEと連携しながら大会を成功に導いている。
サミット大会のメイン・イベントは、“地域分科会”と呼ばれるプログラムである。参加者は希望する地域を選び、各地域の伝統や文化に触れ合いながら3泊4日のホームステイを体験する。この分科会を行うために各地域で“キーパーソン”を選定し、このキーパーソンがホストファミリーの掘り起こしや行事の取りまとめ等を行っている。
さらに “ポスト・サミット・オプショナル・プログラム”では、参加者はその年にサミット大会が開催されている地域だけでなく、他の地域の生活も体験したり、過去に参加した地域を訪れて旧交を深めたりすることもできる。このプログラムでも、各地のNPOや過去に大会を開催した地域のボランティアスタッフなどが活躍している。
実行委員会と各地域のキーパーソンを支えているのは、多くの一般のボランティアスタッフである。毎年、彼らの暖かさ・熱意・努力によって、実りある意義深いサミット大会が実現している。
財団HP(http://www.manjiro.or.jp)